はじめに
我が家では雨ざらしで管理している多肉植物の寄せ植えが、夏になると蒸れや長雨の影響で傷むことが増えてきました。
特にお気に入りだったリメ缶の寄せ植えも、エケベリアが黒くなったり、セダムが傷んだりと厳しい状態に…。
そこで今回は、比較的状態の良い玄関前の軒下スペースを活用し、奥行約10cmの薄型多肉棚をDIYしてみました。
この記事では、
- 多肉棚を作ろうと思った理由
- 棚作りで苦労したポイント
- 転倒防止対策
- 実際にかかった費用
をご紹介します。

雨ざらしの寄せ植えが傷み始めた
雨ざらしスペースに置いていた寄せ植えは、この季節になると一気に状態が悪化してしまいました。
お気に入りのリメ缶寄せ植えも、エケベリアが黒くなり、リトルミッシーもカリカリに…。
【寄せ植え直後の写真】
【現在の写真】
寄せ植え直後は元気だった多肉たちも、夏の高温多湿と長雨には耐えられなかったようです。
やはりこの時期の雨ざらし管理は、多肉植物にとってかなり過酷な環境ですね。
玄関前の軒下は状態が良好
一方で、玄関前の軒下に置いていた寄せ植えはとても元気でした。
【現在の写真】

【寄せ植え直後の写真】

この場所は朝日しか当たりませんが、真夏の強い直射日光や雨を避けられるため、今の時期の多肉植物にはちょうど良い環境なのかもしれません。
そこで、
「この場所にもっと多肉を置けるようにしたい!」
と思い、多肉棚を作ることにしました。
このコーナーには他にもDIY多肉棚を設置し、とても重宝しています。
こちらに詳しくまとめています。
【多肉棚DIY】DAISOすのこと端材で寄せ植え飾り棚を手作り
今回のDIY条件
設置場所は玄関前のわずかなスペース。

さらに玄関ドアを開けた際に干渉しないよう、できるだけ薄く作る必要がありました。
今回の条件は次の通りです。
- 玄関前に設置する
- ドアに当たらない超薄型
- 多肉鉢をたくさん置ける
- 転倒しにくい構造
完成イメージはこんな感じです。
設計図は作らず、いつものように現物合わせで作業開始です。
これまでに作った多肉棚についてもこちらの記事でまとめています。
【多肉棚DIY】キャスター付き多肉ワゴンを手作り|棚下収納できる省スペース設計
多肉棚の組み立て開始
幸い朝は曇り空だったので、さっそく作業開始。
いつもの木材を使って組み立てていきます。

ところが予想以上に苦戦し、1日では完成できませんでした。
玄関前という場所ならではの問題があったのです。
玄関前特有の問題が発生
設置したい場所はこちらです。
【設置場所の写真】
サイズはおおよそ、
- 奥行:約10cm
- 幅:約63cm
- 高さ:約150cm
で製作しました。
別の場所で組み立てたあと設置してみると、大問題が発生。
なんと棚板がすべて斜めになってしまいました。
原因は玄関前の勾配です。
雨水が家の中へ入らないよう、玄関前はわずかに外側へ傾斜していたのです。
そこで棚板をすべて取り外し、現地で再調整することにしました。
片側を固定し、水平器を使いながら反対側を調整して再固定。
なんとか目立たないレベルまで修正できました。

転倒・転落防止対策
今回の棚は奥行10cmしかありません。
そのため安全対策は必須でした。
後方への転落防止
セリアで購入したキャンプ用ハンガーロープを使い、柱と雨樋の間へ固定しました。

見た目は少々不恰好ですが、安全第一です。
鉢の落下防止
棚の後方には、つっぱりポールとワイヤーラティスを設置しました。

これで鉢が後ろへ落下する心配がなくなりました。
前方への転倒防止
棚全体が前へ倒れないよう、ハンガーロープで柱や雨樋へ固定。
さらに鉢の落下防止としてL字金具も設置しました。

セリアに好みの色がなかったため、アンティークメディウムで塗装しています。

完成した玄関前の薄型多肉棚
すべての固定作業を終え、無事完成しました。

固定後はかなりしっかりした作りになり、ぐらつきもほぼ解消。
まだ棚幅には余裕があるので、今後使いながら少しずつ棚板を追加していく予定です。
実際に使ってみた感想
設置後は雨ざらしスペースよりも多肉の状態が安定するようになりました。
玄関前は朝日だけが当たり、雨も直接当たりにくいため、夏場の蒸れ対策としても効果を感じています。
また、奥行約10cmの薄型設計なので玄関ドアにも干渉せず、限られたスペースを有効活用できました。
ただし、今回のような薄型棚は転倒防止対策が非常に重要だと感じています。
設置場所に合わせてしっかり固定することをおすすめします。
今回かかった費用
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| 木材 | 約1,000円 |
| セリア商品 | 約1,200円 |
| 合計 | 約2,200円 |
※塗料代は含みません。
まとめ
雨ざらし管理で傷み始めた多肉植物を守るため、玄関前の限られたスペースに奥行10cmの薄型多肉棚をDIYしてみました。
設置場所の勾配や転倒対策など予想外の苦労もありましたが、結果的には多肉植物を置けるスペースが大幅に増え、大満足の仕上がりになりました。
玄関前やベランダなど狭いスペースで多肉棚を作りたい方の参考になれば嬉しいです。
2026.6.18.追記
3年弱使ってみて
作成から3年近く経った現在も大きなトラブルはなく、我が家の多肉管理に欠かせない棚として活躍しています。
屋根があり、朝陽が短時間しか当たらない利点を利用して
- 上段:寄せ植えコーナー
- 中段:リトープスコーナー
- 下段:ハオルチアコーナー
- 養生スペース
として使用しています。



奥行きが薄いため、風通しがとても良いです。
多肉棚を作りたいけど、置き場所がないと思っておられる方の参考にしていただければ嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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