はじめに
七福神は、エケベリアの中でも特に人気が高く、大きく育った群生株に憧れて育て始める方も多い品種です。
私も、多肉植物を始めたばかりの頃に「大きな群生株を育ててみたい」と思い、OHANA GARDENさんで七福神をお迎えしました。
しかし、初めての夏越しでは思うように育てることができず、大きな失敗も経験しました。
この記事では、実際に1年間育てた記録をもとに、七福神の育て方や成功したこと、失敗から学んだことをご紹介します。
これから七福神を育ててみたい方の参考になれば幸いです。
七福神とは
七福神はベンケイソウ科エケベリア属の多肉植物で、原産地はメキシコです。
「セクンダ」という名前で販売されていることもあり、年間を通して美しい緑色のロゼットを楽しめます。
葉挿しでは増えにくい品種と言われていますが、子株がよく出るため群生株を作る楽しみがあります。
春と秋が生育期で、比較的丈夫な品種ですが、日本の蒸し暑い夏は少し苦手です。
購入直後の様子
購入直後(R4.11.)
こちらが購入したばかりの七福神です。
初めて見た時は、整ったロゼットの美しさに一目惚れしました。
「こんな立派な群生株を育てたい。」
そんな思いで育て始めた一鉢です。
この七福神は、奈良県田原本町にあるOHANA GARDENさんで購入しました。
【奈良県田原本町】OHANA GARDENへ行ってきた|多肉植物好きにおすすめの園芸店
我が家の育て方
植え替えには
- 培養土
- 鹿沼土(細粒)
- 赤玉土(小粒)
をブレンドした用土を使用しました。
購入当初は
培養土5:鹿沼土3:赤玉土2
程度の割合です。
鉢は素焼き鉢を使用し、冬は霜の当たらない屋外の多肉棚(IKEA HYLLIS)で管理しました。
IKEA HYLLISについてはこちらで詳しく紹介しています。
【多肉棚DIY】IKEAのHYLLISにすのこ棚を追加|暑さ対策&棚数アップ棚
春から初夏までは日当たりの良い場所で雨ざらし管理です。
春は驚くほど順調に成長
5月24日の様子

春になると一気に成長しました。
購入時には小さかった子株も大きくなり、立派な花芽も伸びています。
他のエケベリアと比べても成長が早く、
「七福神は本当に丈夫なんだな」
と感じました。
しかし、この時に一つ心配になったことがあります。
鉢いっぱいに育ったため、
夏の蒸れです。
そこで梅雨入り前に株分け・植え替えを行いました。
6月1日
植え替え直後

今思えば、この判断が夏越しに影響したのかもしれません。
初めての夏越しで失敗
7月19日

7月26日

夏になると、
「蒸れさせたくない」
という気持ちが強くなり、水やりをかなり控えてしまいました。
すると葉色が悪くなり、元気もなくなってきました。
途中から水やりの回数を少し増やして様子を見ましたが、
お盆以降は仕事が忙しくなり、多肉植物を十分に観察する時間が取れなくなってしまいました。
茎が黒くなり泣く泣くカット
9月19日

9月になって改めて確認すると、
お母さん株の茎が黒く変色していました。
群生株を目指していただけに、とてもショックだったことを覚えています。
仕方なく黒くなった部分を全てカットしました。

茎の中はスポンジのようにスカスカになっており、水を吸い上げられない状態だったようです。

植え直して再スタート
(

カットした株は発根管理を行い、
おすすめされていた根張り鉢へ植え替えました。
10月5日

完全に元通りとはいきませんでしたが、
何とか命をつないでくれました。
1年間育てて分かったこと
実際に育てて感じたことをまとめます。
良かったこと
- 春から初夏までは驚くほど順調に育つ
- 子株がよく増える
- 冬も霜を避ければ屋外管理できた
反省点
- 夏前の植え替えは株に負担をかけた可能性がある
- 素焼き鉢は水もちが悪かった可能性がある
- 鉢が大きすぎた
- 蒸れを怖がって水を控えすぎた
- 真夏は半日陰管理の方が調子が良かった
現在の様子
群生株という目標は一度リセットされましたが、
1株だった七福神は子株が増え、最終的には11株まで増やすことができました。
失敗もたくさん経験しましたが、その分七福神の性質を学ぶことができた一年だったと思います。
これからも立派な群生株を目指して育てていきたいと思います。
まとめ
七福神は丈夫と言われる品種ですが、日本の夏越しでは置き場所や水やりがとても重要だと感じました。
私自身、多肉植物を始めたばかりだったこともあり失敗もたくさんしましたが、その経験が今の育て方につながっています。
これから七福神を育てる方は、
- 春の成長を楽しむ
- 夏は蒸れだけでなく水切れにも注意する
- 真夏は半日陰で風通しを確保する
この3点を意識すると育てやすいと思います。
私もまだ理想の群生株には届いていません。
いつか立派な七福神を育てられたら、その様子も追記したいと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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