約半年前にダイソーで購入し育てていたフユビジン(冬美人)が、
少しずつ元気をなくしてきました。
フユビジンとは
ベンケイソウ科パキフィツム属に分類される多肉植物です。
パキフィツム属の仲間は、メキシコ高原を中心に分布しており
他に星美人やフーケリーなどがあり
ぷっくりとした葉が特徴の多肉植物です。
最初は「水不足かな?」くらいに思っていたのですが、
時間が経つにつれて葉にハリがなくなり、
全体的にしわしわな状態に…。
水やりをしても思ったように回復せず、
なんとなく様子がおかしい感じが続いていました。
根に害虫がつくことがあるので
水に溶かした害虫予防のオルトランDXを底面給水させた後、
しばらく様子を見ていたのですが、今回はなかなか改善せず。
そこで思い切って植え替えを行い、
根の状態を確認してみることにしました。
この記事では、
・フユビジン(冬美人)が元気をなくした時の症状
・実際の根の状態
・植え替え方法
・植え替え後の変化
・夏場の管理方法
などを、実際の記録としてまとめています。
「葉がしわしわになった」
「水をあげても改善しない」
「夏越しで弱ってしまった」
そんな方の参考になれば嬉しいです。
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■ 春からフユビジン(冬美人)の元気がなくなってきた
異変を感じ始めたのは春頃です。
購入・植え替え後、
特に問題なく冬を越してくれたように感じていましたが
少しずつ葉に元気がなくなってきました。
最初は下葉だけだったので、
季節的な変化かな?とも思っていたのですが、
徐々に株全体が弱っていく感じに…。
特に気になったのは葉のしわしわ感です。
以前はぷっくりしていた葉が柔らかくなり、
触ると水分が抜けているような感触になっていました。
しかも、水やりをしてもなかなか戻りません。

(7月19日撮影)
普通の水不足なら数日で葉にハリが戻ることが多いですが、
今回は反応がかなり悪い状態でした。
また、
・葉色が悪くなる
・成長が止まる
・新芽の動きが鈍い
といった症状も出ていました。
ここまで来ると、単純な水不足ではなく
根に問題がある可能性が高そうです。
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■ 鉢から抜いてみると根の状態がかなり悪かった
状態確認のため、フユビジン(冬美人)を鉢から抜いてみました。
すると予想以上に根の状態が悪くなっていました。
通常、植え替え後半年ほど経っていると
鉢の形に根が張ってきていることが多いのですが、
今回は根の量がかなり少ない状態でした。
また、健康な新しい白い根がほとんどなく、
成長が止まっていることが伺えました。
葉がしわしわになっていた原因も、
根から十分に水分を吸収できていなかったからだと思われます。
今回の原因として考えられるのは、
・春に根が育っていなかった
・春以降の急激な気温上昇
・蒸れ
・土の通気性低下
あたりでしょうか。
特に多肉植物は夏前後に急に調子を崩すことが多いです。
一見表面の土は乾燥していても、
鉢の中では蒸れて根腐れ気味になっている
ケースもあるので注意が必要ですね。
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■ 傷んだ根を整理して植え替え
今回は傷んでいる根を整理してから植え替えを行いました。
触るとポロポロとれてしまう根はとってしまいます。
それが刺激になって新しい根が成長することも多いです。
根を整理したあとは、しばらく乾燥させてから新しい土へ。
使用したのは、水はけ重視の多肉植物用培養土です。
新しい根が出てくるまでは直射日光の当たらない場所で
管理しました。
また、以前よりも風通しの良い場所を選びました。
フユビジン(冬美人)は比較的丈夫な多肉植物ですが、
高温多湿の日本の夏は根腐れしやすい環境です。
これは、他の多肉植物全般にも言えることです。
特に、
・風通しが悪い場所
・雨が当たりやすい環境
・乾きにくい土
では調子を崩しやすいですね。
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■ 植え替え後のフユビジン(冬美人)の変化
一般的に多肉植物は、夏の植え替えはお勧めしません。
これは、多くの多肉植物の成長期が春・秋のためです。
そのため、植え替え直後は、正直かなり不安でした。
すぐに回復する様子はなく、むしろ少し弱ったようにも見えたからです。
葉のしわしわ感もすぐには改善せず、「このままダメになるかも…」
という感じもありました。
ただ、数日〜1週間ほど経過すると少しずつ変化が出てきました。
(植え替え後1週間経過した7月28日撮影)

完全復活とまではいきませんが、葉に少しハリが戻ってきて、
全体にふっくらと葉が開いてきました。
やはり根の状態が悪かった影響が大きかったようです。
現在は、
・直射日光を避ける
・風通しを良くする
・水やりを控えめにする
このあたりを意識して管理しています。
特に植え替え直後は、急激な環境変化を避けた方が安心ですね。
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■ フユビジン(冬美人)の春の成長が上手くいっていなかった
今回のことを経て感じたことは、春の根の成長が
うまくいっていなかったということです。
異変を感じたらすぐに根の状態の確認、
春の間に植え替えをした方が良かったと反省しています。
成長期である春にしっかりと根を張らせることが、
多肉植物にとって日本の過酷な梅雨、夏を乗り切るポイントです。
この株に限らず、春にしっかりと根を張れなかった株は、
夏に根腐れや蒸れなどのトラブルが起こりやすい印象です。
多肉植物は多少調子が悪くても、
葉に蓄えている水でしばらくの間を凌げるため、
調子を崩した兆候が分かりにくいことがあります。
それは、地上部分だけでは状態が判断しにくいこともあります。
葉がしわしわだからといって水を増やすと、
さらに根腐れが進む場合もあるので難しいですね。
もし、
「水をあげても改善しない」
「ずっと元気がない」
という場合は、一度根の状態を確認してみるのもおすすめです。
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■ まとめ
今回は、春頃から元気がなくなってしまったフユビジン(冬美人)の植え替え記録を紹介しました。
葉がしわしわになっていた原因は、単純な水不足ではなく、根のダメージや蒸れが関係していた可能性が高そうです。
特に夏場は、
・風通し
・水はけ
・水やり頻度
この3つがかなり重要だと感じました。
まだ完全復活ではありませんが、
植え替え後は少しずつ状態も安定してきています。
今後も経過を見ながら、変化があれば追記していこうと思います。
同じようにフユビジン(冬美人)の不調で悩んでいる方の
参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
追記(R5.10.24.)
無事に復活、夏越ししました‼️
葉がふっくらとして、一回り大きく成長してくれています。
夏の間、他の子達は真緑になっていく中、
紫を帯びたような薄緑の葉がとても綺麗で、
私のお気に入りのひと鉢になりました。

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