【多肉植物】夏に強いクラッスラ8選|実際に夏越しできた丈夫な品種を紹介

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タニク

「夏になると多肉が毎年枯れてしまう…」

「初心者でも育てやすい多肉を知りたい」

そんな方におすすめなのがクラッスラ多肉です。

今回紹介するクラッスラの中でも、特に初心者さんにおすすめなのは
「火祭り」「紅稚児」「マネーメーカー」です。
どれも暑さに強く、比較的雨ざらしにも耐えやすいため、
夏越しが不安な方にも育てやすい品種です。

一方、サビ病にかかりやすいレモータやワテルメイエリー、株元が木質化しやすい紅稚児、舞乙女、星の王子などは、少し注意が必要です。

今回は私が数年間、夏越しできた初心者さんにもお勧めのクラッスラをいくつかの注意点とともに紹介します。

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クラッスラが夏に強い理由

  • 葉にある程度の厚みがあり水を蓄えられる
  • 発根力が強い品種が多い
  • 挿し木で再生しやすい
  • エケベリアよりは薄い葉のものが多いので、葉に蓄える水の量が少なく、蒸れにくい

暑さに強いクラッスラ

クラッスラは
ベンケイソウ科クラッスラ属の多肉植物です。
種類が非常に多く、葉を楽しむ品種や紅葉を楽しむ品種などさまざまあります。
比較的丈夫な種類が多く、多肉植物初心者にも人気があります。

・南アフリカ原産で乾燥に強い。

・暑くぷっくりとした葉のものが多く、葉に水を蓄えられる。

・加湿や蒸れには弱い

という性質を持っています。

そのため、風通しの良い環境で育て、水不足に注意すれば、夏越しが比較的難しくない種類が多い印象です。

下の写真は我が家の年中雨ざらしの環境で2度夏を越した寄せ植えです。

クラッスラ属では火祭りが入っています。

多少葉焼けした箇所もありましたが、大きなダメージは受けませんでした。
ただ、上に伸びて花を咲かせる特徴があるので、秋にはカットして挿しなおし作業が必要です。

初心者さんにお勧めのクラッスラ一覧

品種増やしやすさ雨ざらし初心者夏越し難易度
火祭り
紅稚児
マネーメーカー
金のなる木★★
舞乙女★★
ブロウメアナ★★
ワテルメイエリー★★★
星の王子★★★

品種紹介

初心者さんに超お勧め

火祭り

細長い葉が重なり合いながら立ち上がる。
よく陽にあてて育てると葉色がオレンジ〜赤く紅葉する。

増やし方

葉挿しは試したことがありませんが、成長点をつけて葉を取るのが難しいです。
立ち上がりながら成長するので、カットして、さし芽すると簡単に根付きます。

夏越し実績

雨ざらしで夏越し実績あり。
葉焼けすることがあるので、真夏は遮光がお勧め。

紅稚児

木立ちの小型種で小さな葉。
陽にしっかりとあてて育てると、冬には葉が真っ赤に紅葉する。
春には白い金平糖のような可愛い花を咲かせる。
株元から木質化しやすい(木質化については後述)

増やし方

小さな葉一枚からでもよく増える。
挿し芽でも増える。

夏越し実績

雨ざらし、遮光なしで夏越し実績あり。

マネーメーカー

卵形の葉で表面には微毛がある。
しっかりと陽に当てて育てると葉の縁がピンクに色づく。

増やし方

自然にもよく増えるが、挿し芽でもよく増える。
また、カットすると脇目もよく出て、コンパクトにまとまる。

夏越し実績

梅雨以降は、屋根、遮光下での管理がお勧め。

初心者さんにお勧め

金のなる木

小判型の肉厚な葉で木立する。
私が葉一枚から育て、3年でここまで成長。

増やし方

葉挿し、挿し穂でよく増える。
カットすると脇目も出る。

夏越し実績

梅雨以降は、屋根、遮光下での管理がお勧め。

舞乙女

小さな肉厚の葉を左右交互に展開しながら、上に伸びていく。
よく陽にあてて育てると、葉の縁が赤く染まる。
株元が木質化しやすい(木質化については後述)

増やし方

葉挿しは出ない。(葉の形状的に、成長点を残して葉をとることが難しい。)
カットして挿し芽で増やすことができ、脇目が出ることもある。

夏越し実績

雨ざらし、遮光なしで夏越し実績あり。

少し慣れてからお勧め

ブロウメアナ

微毛のあるやや肉厚の小さな葉。
細くてしなやかな茎は横に伸びる。

増やし方

自然にもよく増える。
横に広がる形で成長するので、茎と土が接すると、自然と発根する。
カットして挿し芽でよくも増える。

夏越し実績

梅雨以降は屋根付き、遮光下がお勧め。
強い日差しで焼けると一気に枯れてしまうことがあるので注意。
また、水切れにも注意。エケベリアなどよりは水やり回数を増やすことをお勧め。

ワテルメイエリー

表面に微毛のある小判形の葉。
茎はしなやかで横に広がる形で成長する。
しっかりと陽にあてて育てると冬には赤く紅葉する。

増やし方

茎を伸ばして成長するので、カットして挿し芽で増やすことができる。
また、カット後に脇目も出る。

夏越し実績

真夏は屋根、遮光下が望ましいが、我が家では雨ざらしでの夏越し実績あり。
おそらく風通しの問題で、サビ病にかかったことが一度だけあるが、下記対処で枯れずに復活した。(サビ病については後述)

星の王子

三角形の肉厚の葉が特徴。
茎が硬くまっすぐに上に成長する。
株元が木質化しやすい。(木質化については後述)

増やし方

葉挿しはほとんど出ない。(葉の形状的に、成長点を残して葉をとることが難しい。)
カットし、挿し芽で増える。
カット後脇目が出ることもある。

夏越し実績

雨ざらしで夏越し実績あり。
真夏は遮光をお勧め。

クラッスラでよく見られる木質化とは?

木質化とは茎や幹の表面が茶色く硬くなり、木のような見た目になる自然な成長過程です。

クラッスラ属では紅稚児、舞乙女、星の王子などでよく見られます。

木質化すると株元が枯れたように見えますが、すぐに枯れてしまうわけではありません。

下の写真のように完全に枯れているわけではなく、中心部は機能していることも多いが、次第に内部も枯れていきます。。

完全に水が吸えなくなると葉の間から根(気根)が出てくることも。

この状態で夏を越すと株を弱らせてしまうこともあるため、
我が家では木質化が進んだ株は夏前にカットして挿し芽で更新しています。

方法は、木質化している直上でカットし、数枚葉をとって茎を出し、土に刺すだけでオッケイ。
ただ、舞乙女や星の王子は葉の形状の問題で葉をとる時に茎が折れてしまうことも。
下の写真のように葉の半分ずつちぎりとる方法がお勧め。
もしくは葉をプロペラのように回しながら抜き取るのも⭕️。

クラッスラで注意したいサビ病

サビ病とは葉や茎にオレンジ色〜褐色の斑点が現れる病気です。

原因はカビ菌で、風通しが悪い環境で発生しやすくなります。

私の環境ではワテルメイエリーやレモータで発生したことがあります。

発見したら早めに患部を切り取り、他の多肉と隔離することが大切です。

夏越しに注意が必要なクラッスラ

リトルミッシー

小さな葉っぱがフワッと広がりながら成長する。
葉の縁に入るピンクのステッチが可愛らしい。

注意したいポイント

 株の中心部から蒸れやすい。
 また、蒸れが一気に進行し、株全体が枯れてしまうこともある。
 水不足でカリカリに枯れてしまうこともある。
 今年は下の写真のように少し間引いて風通しをよくする方法を試してみる予定です。


 私は、これまで何度も全滅させてしまったことがあり、夏越しが難しいと感じています。
 屋根付き、遮光下で風通しの良い環境。
土が乾いたら少量の水をあげ、
 乾燥させすぎないことにも気をつけながら夏越しさせたいと考えています。

レモータ

表面に微毛のある小さなぷっくりとした、やや黄色みを帯びた葉が特徴。

屋根下で風通しの良い環境で管理する。太陽光には比較的強い印象。
風通しが悪いと、サビ病にかかりやすく、ワテルメイエリーに比べ、治りにくい印象です。
サビ病にかかってもすぐに枯れることはありませんが、株全体が徐々に弱ってしまいます。
春の間に挿し芽で保険株を作っておくのがお勧めです。

ゴーラム

濃い緑色の艶のある葉は先端が少し窪んだ筒状。
とてもユニークな姿です。
強いと言われているゴーラムですが、我が家では夏に一気に弱り、枯れてしまいました。
直射日光と水不足が原因だったのでないかと考えています。

まとめ

クラッスラ属の夏越しのポイントは
・風通し

・遮光

・水を切りすぎない

ことです。

風通しが悪いとサビ病などが発生しやすいので、注意が必要です。

また、エケベリアなどに比べると葉が薄いクラッスラは比較的蒸れにくい反面、水切れすると一気に枯れてしまい、復活が難しいです。
また、水切れ状態での強い日差しは枯れをさらに加速させてしまうので、直射日光は避け、土が完全に乾いたら、夕方に少量の水やりがお勧めです。
成長とともに株元が木質化する紅稚児、舞乙女、星の王子は本格的な夏に入るまでに、早めに対処することで、夏越し確率がずっと上がります。

風通しのために夏前にカットしたリトルミッシーやレモータは挿し芽をつくつのはもちろん、
下の写真のようにエケベリアの株元などに入れてリスクを分散しています。
秋まで、一株でも残ってくれたら、そこから再生できるのも多肉の良いところです。

最後に

私自身、多肉を育て始めた頃は、属性などは特に気にせず、好みの子を集めていました。
夏になると毎年のように何鉢か弱らせてしまい、「なぜこの品種は枯れて、この品種は残るのだろう」と考えるようになりました。
そうすると属性によって、弱り方に特徴があることに気づき、対応もしやすくなりました。
クラッスラ属はいくつかの点に注意すれば比較的夏ごししやすい種類も多いです。
私の経験が、他の方のお役に立てれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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