春の成長シーズンに入り、多肉たちのお手入れを進めています。
- 徒長してしまった子
- 子株を増やしたい子
- 木立ちしてきた子
を中心に、胴切りをしました。
「切るのが怖い…」
「本当に増えるの?」
と不安だった頃もありましたが、今では春の定番作業です。
今回は、
実際に胴切りした3株と、胴切り後の管理についてまとめます。
徒長した「ラズアガ」を胴切り

背丈が高くなり、葉と葉の間が伸びてしまったラズアガ。

葉も細長く、ツヤっと伸びた状態になっていました。
これは典型的な日光不足による徒長です。
徒長した部分は元には戻らないため、今回は思い切って胴切りしました。

子株が増えていた「パープリテック」

冬には下葉だけが赤く紅葉する可愛い子です。

株元をぐるっと囲むように子株が増えてきていました。
このままでも育てられますが、
増やしたいと思っていたタイミングだったので胴切り。

親株のスペースが空くことで、子株も育ちやすくなります。
木立ちしてきた「ブルーフリル」

成長とともに葉にウェーブが出てきて、
名前通りフリル感が強くなってきました。
ただ、下葉が枯れて木立ち状態に。

小さな芽も増えていたので、
更新と増殖を兼ねて胴切りしました。

胴切りに使う道具
徒長している場合などで茎に鋏が入る場合はハサミを使用します。
葉が混み合っている場合には、太めの釣り糸などを葉の隙間にぐるっと一周回して両端を引っ張ります。
どちらも下葉を4〜5枚は残すようにします。
葉があることで、光合成ができ、子株が出やすくなります。
葉が全くなくなると、種類によっては子株が出ずに枯れてしまうこともあるので注意しましょう。
釣り糸を使用する場合は、慣れるまでの間は葉を傷めてしまうこともあるので多めに残す方が安心です。
胴切り後の管理方法
カットした頭部分は、すぐ土には植えません。
まずは切り口をしっかり乾燥させます。
根元側は、子株が増えることを期待して追肥しました。
また、胴切り後に重要なのが「日光管理」です。
切り口周辺は、これまで葉に守られていた部分。
急に直射日光に当てると、
日焼けして傷むことがあります。
数日は明るい日陰で管理し、
徐々に日光に慣らすのがおすすめです。
元株は胴切り後1週間ほど経過するとたっぷりと水やりしても大丈夫です。
カットした頭部分は切り口が乾燥したら土の上に乗せておきます。
水分を感じることで発根しやすくなるので、表面が湿る程度に水をあげましょう。
たくさんあげすぎると、蒸れてしまうことがあるので、注意が必要です。
多肉植物の胴切りは「増やす近道」
以前は、
「元気な株を切るなんて怖い」
と思っていました。
でも実際は、多くの株で子株が出てきます。
葉挿しより成功率が高く、
すでに根がある分、成長も早いです。
春は多肉植物の成長期。
増やしたい子がいるなら、
胴切りにはぴったりの季節だと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次にお読み頂きたい関連記事
2026.5.16.
その後の3株の経過報告です。
徒長していたラズアガは、株を持ち上げても抜けないほどしっかりと根が張っています。

元株には4個の子株が出ています。

子株ぎっしりだったパープリテックの頭部分も発根が確認できます。

元株の方は少なくとも9個の子株が伸び伸びと成長中。

木立していたブルーフリルもカットした頭部分から発根。

元株からは6個の子株が元気に成長中。

落ちた葉からもこんなに発根。
春の成長は目覚ましいですね。

胴切り後約1ヶ月で、こんなに成長しています。
胴切りに不安を感じておられる方の参考になれば嬉しいです。
これまでは、日陰で管理していましたが、太陽に当たる時間を増やしていく予定です。


コメント