【多肉植物】夏に伸びすぎたセダムを仕立て直して、カワイイ姿を取り戻そう

タニク

厳しい夏を乗り越えた多肉達、姿が変わってしまった子も多いのではないでしょうか。
中でも、セダム達はチリチリに焦げたり、ビヨーンと伸びてしまったり・・・。
そんなセダム達を、もう一度健康で可愛い姿に戻す方法をご紹介します。


『セダムとは』
 セダムは日本を含む世界各国を原産とする多肉植物で、小さな葉を密集させて群生していきます。
 日本原産のセダムは、万年草と呼ばれることも多く、葉が薄め・細めのものが多いです。
 日本の気候に合っているので、寒さ、暑さ、乾燥に強くて丈夫と言われています。
 洋種は葉がぷっくりと肉厚で紅葉が映える品種が多いのが特徴です。
 葉が肉厚なものは、葉に水を蓄えられることから乾燥には強いですが、長雨や蒸れには弱いといわれ 
 ます。

『仕立て直しは必要?』
 夏に伸びすぎる原因
 ・長雨や蒸れを避けるために屋根のある場所や陽が避けられる場所で管理すると徒長してしまうこと 
  があります。徒長とは、葉と葉の間の茎部分が長く伸びてしまった状態です。
 ・蒸れなどが原因で根元付近が傷み、水が吸い上げられない場合、どうにか生きようとし、茎を伸ば
  したり、気根を出したりすることがあります。

 この様な場合は、仕立て直してあげた方が、元気になることが多いです。
 また、樹形が整って可愛い姿を取り戻すこともできます。
 春・秋が生育期のものが多いので、秋は仕立て直しに適した季節と言えます。

『仕立て直しの方法』
 方法はとっても簡単‼️
 カットして挿し直すだけ‼️

我が家のセダムの仕立て直しの様子を紹介していきますね。

〈オーロラ〉
日陰管理していたおかげで、枯れずにすんだものの、徒長してしまっています。
 
①土の上に落ちている枯葉などを取り除きます。
②下に葉が数枚残る部分でカットします。
こうすることで、残した葉の付け根から新しい芽が出てきます。
③土が固くなっていることが多いので、表面をピンセットで少しほぐします。
 また、新しい土を少し足してあげるのも良いと思います。(私は、オルトランを混ぜた土を表面に足  
 しています)
 
④挿し芽したい部分にピンセットなどであらかじめ穴を開け、茎をピンセットで摘んで挿し芽します。

仕立て直し直後(9月30日)

約1ヶ月後(10月26日)

可愛い新芽も出てきているし、紅葉も始まりました。

〈虹の玉〉
茎部分から気根がすごく出ています。
根に何らかの問題があって十分に水を吸えないか、著しい水不足の場合に気根が出ます。
 

仕立て直し直後(9月30日)
 

約1ヶ月後(10月26日)

ヒョロっとしていた茎がしっかりとして葉も出てきています。


〈パープルヘイズ〉
とても葉がポロポロ落ちやすいパープルヘイズは挿し芽以外にも葉をばら撒くだけでも復活してくれます。

仕立て直し直後(9月30日)

約1ヶ月後(10月26日)

元気に成長中で、一時的に緑色になっていますが、寒くなると紫色を取り戻してくれると思います。

〈レッドベリー〉
鉢の半分は夏の間に枯れてしまいました。
残っている子も徒長しています。
 

仕立て直し直後(9月30日)
 

約1ヶ月後(10月26日)

紅葉が始まり、レッドベリーという名前に相応しい姿に変身中ですね。

他のセダムも同様の方法で仕立て直しが可能です。
今回は、9月末の仕立て直しと約1ヶ月後の変化をご紹介しました。

私もまだまだ仕立て直しが必要な子が残っています
伸びすぎて可愛くなくなったセダムが居るという方は、今からでも間に合いますので、是非トライしてみてくださいね。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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