【多肉植物】DAISO多肉の育て方。1年後にはこうなります。

タニク

DAISOやCan Doなどの100均でもいろんな種類の多肉植物が販売されています。
入り口近くに置いてあることも多いので、見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。

「買うつもりじゃなかった商品が欲しくなる」100均あるある。
植物にも同じことが言えますね。
多肉植物は、他の植物に比べて、お水やりなどのお世話が少なく育てやすいので、初心者の方にもお勧めです。
「水をあげてなくて枯れるより、やり過ぎて枯れることの方が多い」とも言われるぐらいですから😁
土や鉢、その他必要な道具も殆ど100均で揃えられるので是非多肉ライフを始めてみてください。

私流、100均多肉の育て方をご紹介します。

『目次』
1.種類
2.購入時の注意点と株の選び方
3.購入後のお世話と管理方法
 置き場所
 土・鉢
 水やり
4.一年後の姿
5.最後に

1.種類
販売してされている多肉は、その時々によって変わります。
私が今までにお迎えしたのは、ヘラクレス、ピンクルルビー、ヌダ、ラズベリーアイス、シルバースター、ヤマトニシキ、ヤマトヒメ、オリビア、マッコス、シノクラッスラ、フユビジンなど。
SNSでは、金のなる木やブロンズ姫、花ウララ、チワワエンシスなどもあったと書かれていました。

今回購入したのは、オリビア、シルバースター、ヤマトニシキの3つ。
 

   オリビア        シルバースター      ヤマトニシキ
  
 

2.購入時の注意点と株の選び方
 本来は日光を好む多肉植物ですが、100均では、当然屋内で管理されています。
 多肉植物は長く屋内で管理すると徒長してしまいます。
 植物が太陽を求めて、茎が伸び過ぎたり、葉が開き切ってしまう不健康な状態です。
 できるだけ、徒長していないもので、葉色が良いものを選びましょう。

 土の状態も大切です。
 一番最初の写真のように、セロハンの様なもので包装されています。
 風通しが悪く、蒸れやすいので、土にカビが生えていることも。
 また、根元付近が茶色く変色していたり、グラグラするものも避けましょう。

3.購入後のお世話と管理方法
 購入したらすぐにセロハンの様な包装をとってあげます。
 名前が書かれたシールが貼ってあることが多いので、名札を作っておきます。

 
 お店で、どの程度の頻度でお水をもらっていたかわからないので、鉢から出してみて、土の湿り具合を確認
 します。
 下の写真のように、上の方は乾燥していても、下部分は湿っていることも多いです。
 水のやり過ぎは、根腐れにつながるので、まずは乾燥させましょう。
 
 
 土に沢山の水を含んでいるようなら、ビニールポットの底に、鉢底石などを入れて、少し浮かせた状態にし  
ておくと、早く乾燥させることができます。
 


 太陽を好む多肉植物ですが、これまで屋内に居た子を、いきなり直射日光に当てると葉が焼けてしまうこと
 があります。
 軒下など屋外の半日陰などで1週間ほど管理し、徐々に日光に慣らしてあげましょう。
 私は、棚の下段など、日光が強く当たらない場所から、少しずつ自宅環境に慣らすようにしています。

 購入後、1週間ほど経ち、土が完全に乾いたら植え替えます。
 100均多肉は、ココピートという吸水性・保水性の高い土に植えられています。
 軽い、倒れてもこぼれないなど輸送や店舗での管理上の利点があると思いますが、蒸れやすいので自宅で 
 は管理しにくいので、私は植え替えることにしています。
 
 このように、繊維でできた土です。
 
 ほぐすと、こんな感じです。
 
 
 植え替える鉢は、水はけの良いものなら、プラスチック製でも素焼きでも大丈夫です。
 100均にも可愛い鉢が沢山売られているので、一緒に揃えるのも良いかもしれません。
 これはDAISOで販売されている鉢 
   
 素焼き鉢が3つで100円。私も最初の頃に植えていました。
 右のプラ鉢も3つで100円。水はけも良さそうです。

 セリアにも沢山あります。
  
 可愛いですね。底穴もしっかり開いています。
  
 今回使用した、スリット鉢です。こちらも水はけ抜群です。
 
 可愛い缶などでも大丈夫。その場合は、キリなどで底穴を沢山開けます。
 サイズは、植物よりも一回り大きい位のものを。
 あまりに大きいものは、水分の管理が難しいので、お勧めしません。
 

 土も、100円ショップにあります。
 セリアには、サボテン・多肉植物の土というものがありました。
 多肉には、あまり栄養は要らないという考え方もありますが、大きくしたい場合は、多少の栄養は必要で
す。また、水はけも大切です。
 この土は堆肥も含まれているし、パーライトや赤玉、軽石などが入っていて水捌けにも配慮されているよう
に感じます。
  

 DAISOで選ぶなら、この2つを組み合わせるのがいいんじゃないかと思いました。
 野菜の土だけでは、水はけが少し心配なので、鹿沼土を混ぜると良いと思います。
 

 今回、私はいつも使っている、プロトリーフの粒状かる〜い培養土を使いました。
 これは、百均ではなく、ホームセンターで購入できます。
 

 多肉をポットから取り出し、指の腹で優しく土をほぐして取り除きます。
  

 根の長さを考慮して、鉢の底に少し土を入れます。(スリット鉢には必要ありませんが、穴の大きな鉢には 
最初に鉢底ネットを入れてください。これも百均にあります。)
 片手で苗を植えたい高さで持ちながら、反対の手で苗の脇から土を入れていきます。
 鉢のヘリ部分まで土が入ったら、鉢をトントンと軽く叩いて土を馴染ませながら、足りない分の土 
 を追加していきます。
 
 植え替えが完了しました。
 
 実は、植え替え時にシルバースターを落下させてしまい、大量に葉が落ちてしまったので、葉挿ししまし
た。(一番左の黒ポット)
 葉挿しとは、葉の根元付近を土に軽く挿しておくことです。
 多肉植物を増やす一番簡単な方法です。
 土は同じもので大丈夫です。

 これは、別の種類を2ヶ月ほど前に挿したものですが、可愛い目が沢山出て来ています。
 今回は、意図せずシルバースターを葉挿しすることになりましたが、沢山増えてくれると嬉しいです☺️
 ちなみに葉差しは春・秋がお勧めです。
 

植え替え後の水やり
 春・秋の場合は、鉢の底から水が出るくらい、たっぷりとあげます。
 夏の場合は、涼しい日の夕方に少し、冬の場合は暖かい日中に少しあげます。
葉挿しは、どの季節でも土の表面が湿る程度に少量だけあげます。
 根がないので水は吸えないので、沢山あげると腐る原因になります。
 土の水分を感じて発根するので、湿る程度で十分です。
 
 植え替え後以外の水やりも、春・秋は土がしっかりと乾いたらたっぷりとあげます。
 夏と冬は休眠期に入り、成長が止まるので乾燥気味に管理します。
 1週間程度あげなくても、全く問題ありません。
 今回の購入は10月28日で、植え替えは11月10日でした。その間の約2週間一度も水をあげていませんが、
 問題がなかったことからも分かるように、多肉は葉に相当水を蓄えられるんです。

 置き場所は、どの季節も屋根のあるところが良いです。
 春・秋は明るい屋外、よく日の当たる場所。
 夏は、風通しの良い半日陰(強い日差しは葉焼けを起こす場合があります。)
 冬は、0℃以下にならない場所。屋外が0℃以下になる場合は、屋内の日当たりの良い場所へ。

4.1年後の姿
 左が昨年購入したもの、右が今回購入したもの
   シルバースター          ヤマトニシキ           オリビア
   
 実は、オリビアは購入時からあまり大きくなっていないんです。(というか、小さくなってるかも)
 理由は、日当たりの悪い場所に居たから。
 日光が如何に大切かわかりますね😅
 この後、環境を改善してあげました。

 その他の子もこんな風に成長しました。
 大きさを比較するために、購入時のポットを横に置いてみました。
   ヘラクレス      オウレイ
  
 ヘラクレスは、ピンクの縁取りが可愛い。
 オウレイは寄せ植えのために、何度もカットしていますが、脇目が出て元気に成長しています。
   

     ヌダ        ピンクルルビー       ヤマトヒメ      フユビジン    
成長につれ、それぞれの個性がはっきりと出てますね。

5.最後に
 100均で購入できる多肉たちのお世話の方法と成長後の姿をご紹介しました。
 どの子も半年〜1年でこのように可愛く成長してくれます。
 今度、百均で多肉を見かけたら是非、お迎えしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。



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